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こんな疑問にお答えします。
この記事を書く僕は、つみたてNISA歴1年2か月。総額で約46万円を運用中です。
資産の6割はインデックス投資しており、論理的に投資銘柄を決めました。
そこで、今回は「つみたてNISA」の運用実績と楽天証券で運用している理由を紹介&解説します。
記事を読み終えたあとには、つみたてNISAを運用がわかり、つみたてNISAをやる・やらないの参考になるはずです。
つみたてNISAの運用実績(+72,367円)
2020年12月からつみたてNISAでの運用を開始しました。
この記事を書いているのは2022年1月なので、運用歴は1年と2か月です。
そして、運用実績がこちらです▼
つみたてNISAの投資上限である「年間40万円」をフルに活用しています。
一括投資ではなく、分散投資。年40万を12ヶ月で割り、毎月33,333円ずつ投資しています。
月別の運用実績は、以下のとおりです。
いわゆる「ドル・コスト平均法」による分散投資です。
株価の変動に関係なく、毎月同じ日に、同じ金額を投資しています。株価が上がれば少ない株を、株価が下がれば多くの株を買っていくシステムですね。
定額・積立投資をわかりやすく図解したのが、以下の表です。
なお、つみたてNISAは、政府お墨付きの「少額からの投資を行う人のための非課税制度」です。
「NISA」とは“Nippon Individual Savings Account”の略称であり、イギリスのISA(個人貯蓄口座)をモデルとしています。
正式名称は「少額投資非課税制度」。
ポイントは次の2つ。
- 運用益が、非課税になる
- 年間で投資できる金額は、40万円まで
つまり、個人が少額からでもお金を投資しやすくした税制優遇制度です。
なお、「つみたてNISA」のほかに「一般NISA」もありますが、説明が長くなるのでこの記事では割愛します。
「一般NISA」が気になる方は、金融庁のホームページで確認してみてください。
「楽天証券」でつみたてNISAを運用している理由
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つみたてNISAを始める際に困るのが「どの証券会社で運用するか」ですよね。
だって、「つみたてNISA おすすめ 証券会社」 でググると情報が大量に出てくるから。情報が溢れすぎてどれが信用できるのかわからなったんです…。

ネットや本で調べまくって出した僕の結論は「どうやら楽天証券がいい(らしい)」ということ。
2020年12月に楽天証券で証券口座を開き、つみたてNISAをはじめました。そして、現在もネット証券の「楽天証券」を利用しています。
楽天証券にした理由を一言でいえば、「手数料が安くて、ポイントが貯まるから」です。
下記をご覧ください。
【楽天証券を選んだ理由】
- 口座開設料・管理料:無料
- 売買手数料:無料
- 扱っている商品数が業界最多レベル
- 投資金100円で1ポイント還元
- 楽天市場での買い物は、SPUが+1倍
- 楽天ポイントで投資できる
- マネーブリッジ利用で優遇金利が通常の100倍に(0.001%⇒0.1%)
と手数料が安く、ポイントがザクザク貯まる点に魅力を感じました。
そして、僕が最も重視したのが「手数料の安さ」。
楽天証券は、手数料の安い投資商品を豊富にそろえています。
【ネット証券】
- 楽天証券:179本(0.0968%)
- SBI証券:176本(0.0968%)
- マネックス証券:151本(0.0968%)
【大手銀行】
- みずほ銀行:4本(0.187%)
- 三菱東京UFJ銀行:12本(0.198%)
- 三井住友銀行:3本(0.176%)
- ゆうちょ銀行:9本(0.198%)
※()内の手数料(信託報酬)は各金融機関の最安価格です。
※いずれも2022年1月7日時点
ご覧のとおり、ネット証券の完勝です。桁がひとつちがいますね…
人件費をカットできるので、コストカットが価格に反映されていますね。
ちなみに、金融庁によると、つみたてNISAで扱っている商品の信託報酬率は平均0.32%です(投資先を内外・海外とするもの)。
楽天証券の信託報酬は最安0.0968%なので、かなりお得だということが、この表からもおわかりいただけるかと思います。

ネット証券ならどこでも大差ない話:日常的に使っているポイントが決め手
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「楽天証券」のほかにも「SBI証券」や「マネックス証券」などもありますが、正直言って大差ありません。
なぜかと言えば、選ぶべき銘柄が9割方決まっているから。
- 楽天証券:楽天全米株式S&P、楽天全世界株式、e MAXIS Slim 全米株式S&P
- SBI証券:e MAXIS Slim 全米株式S&P、e MAXIS Slim 全世界株式
- マネックス証券:e MAXIS Slim 全米株式S&P、e MAXIS Slim 全世界株式
上記のとおりです。商品数は100以上ありますが、優良商品はごく一部で、大半がぼったくり商品なのです…。

ただ、投資する銘柄を最終的に決めるのは、自分。
「人に勧められたから…」「この商品は人気だから…」と受け身の姿勢で選ぶのではなく、「自分は○○だから、○○ではなく、××をする!」と、自分で考えて選びましょう!
人によって置かれた状況が違うので、自分にとってベストな銘柄を選びましょう!
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それは「日常使いで便利かどうか」です。具体的には下記のとおりで、
- 楽天証券 ⇒楽天ポイント
- SBI証券 ⇒TポイントやPontaポイント
- マネックス証券 ⇒マネックスポイント
と、証券会社で貯まるポイントが異なります。
ふだんよく使うポイントがすでにあるなら、そのポイントが貯まる証券会社を選べばいいです。

まとめ:最低限の生活費を確保した上で、投資をはじめるべき
投資を開始して1年2か月ほど。
つみたてNISAの実体験でわかったのは「銀行貯金だけしていたら確実に損していた」という事実です。
もし1年2か月前、何もせずにひたすら貯金をしていたら…
①元金 | ②利益 | 合計(①+②) | |
銀行貯金(0.001%) | 466,662円 | 62円 | 466,742円 |
つみたてNISA | 466,662円 | 72,367円 | 539,029円 |
ご覧のとおりで、銀行貯金だけにこだわっていたら「72,287円」損していました…。

もちろん、投資にはリスクがつきもので、将来的に下落する可能性もゼロではありません…。
でも、元本割れするリスクは投資期間を長くすればするほど、限りなくゼロに近づけることができます。
しかも、世界の経済はこの150年の間、右肩上がりで成長してきました。
この事実をどう解釈するかは自由ですが、地球が壊れない限り、これからも成長し、豊かになると考えるのが自然ですよね。

とはいえ、最初は怖いし、証券口座を開くのははっきり言ってめんどうくさいです。
でも、思い切ってつみたてNISAに挑戦してよかった。その理由は結果を見れば明らかです。
「どうしても怖い…」という方は、つみたてNISAは100円からでも始められるので、少額からチャレンジしていみるのもアリかなと思います。
» まずは無料で楽天証券の口座を開き、少額からつみたてNISAをはじめてみよう!!
追伸:それでも投資が怖い方へ
最後に、Facebookの創業者・マーク・ザッカーバーグ氏の名言をひとつ引用します。
The biggest risk is not taking any risk. In a world that’s changing really quickly, the only strategy guaranteed to fail is not taking risks.
(日本語訳:一番大きなリスクはリスクを取らないことだ。今の時代のように変化が激しい世界では、唯一失敗が保証されている方法はリスクを取らないことである。)
by Facebook創業者 マーク・ザッカーバーグ氏
上記は、僕が大好きな言葉です。
銀行貯金を切り崩して、わけもわからない株にお金を投下するのは怖いことです。それならば何もせず、今まで通り銀行貯金をしていたいですよね。
でも、それじゃあ何も変わりません。いや、むしろ、本文で解説したとおり日本は円安が進んでいて、銀行に預けた日本円の価値はどんどん低下しています…。
それでもなお投資が怖い…という方は、いったん「怖い」や「不安」といった情緒を捨ててみるといいです。
そして、投資のリスクとその対処法を具体的に考えてみてください。具体的にですよ?
数字に落とし込み、失敗したときの対応を明確にする。そうすると、漠然とした不安がだんだんと解消していくはずです。
何もしないことも一つの”リスク”なのですから。
最後までご覧いただきありがとうございました。
今後は、毎月末に投資成績をブログで公開していきます。
よろしくお願いします。